お知らせ

脳神経外科専門医による「物忘れ外来」、「頭痛外来」を開設しました。

勝田医院
2022年10月28日

毎週木曜日午後(16:00-18:00)
脳神経外科専門医の佐々木 貴浩 先生(和医大講師)による”物忘れ”と”頭痛”の専門外来を開設しました。

物忘れ外来って?
 年齢を重ねることに伴う正常な「物忘れ」と「認知症」を区別し、認知症を早期発見・治療するための外来です。
 物忘れが増えると「認知症ではないか」と心配されることが多いですが、「加齢に伴う物忘れ」は基本的には心配する必要のない自然現象です。また、認知症レベルまでには認知機能が低下していない「軽度認知障害(MCI)」から物忘れが生じることもあります。軽度認知障害は認知症に移行することもあるので、早期発見が重要です。
 認知症は放置すると徐々に進行してしまいますが、早期発見と治療によって、進行を遅らせることができる病気です。適切な治療で進行を緩やかにすれば、ご本人やご家族の生活の質(QOL)を保つことができます。物忘れが度々見られるようになったなど、「何か変だな」と思った段階での受診が理想的です。

頭痛外来って?
 誰もが経験した事がある”頭痛”ですが、「頭痛くらいで・・・」という思いから病院には受診せず悩まされていませんか。頭痛外来は、そのような頭痛に悩まされている患者さんの為に設けられた窓口です。
 まず最初に、あなたの頭痛が「他の病気が引き起こしている頭痛」なのか「命に別状はない、多くの人を悩ませている慢性頭痛」なのかを問診、診察、検査などを通して判断し、頭痛全般について診断や治療を行います。頭痛の原因は様々なので、必要に応じてCT検査などより精密な検査が必要な場合もあります。

*頭痛の記録をつけるのに便利な「頭痛ダイアリー」というものがあり、こちらは日本頭痛学会のHPでダウンロードが出来ます。受診の前に記入していただけるとより正確な診断が可能になります。
日本頭痛学会 (jhsnet.net)
https://www.jhsnet.net/dr_medical_diary.html

当院の物忘れ外来、頭痛外来について
 毎週木曜日の午後(16:00-18:00)、脳神経外科専門医の佐々木 貴浩 先生が診察を担当いたします。佐々木先生は、和歌山医大で講師をされています。当院には、最新のCT検査装置も設置されているため、必要に応じて精密な検査が可能です。また、より精密な検査が必要な場合や、診断結果・病状によっては、適切な診療科や病院に紹介させていただきます。

脳神経外科専門医:佐々木 貴浩 先生

日立製 全身用X線CT診断装置 ECLOS 16slice

マルチスライス CT ECLOSの中でも最上位に位置する16スライスは、広い範囲を高精細に撮影するとともに、高い検査スループットを実現しました。1.25mmコリメーションで検出器全幅20mmを使えるので、広範囲撮影でも薄いスライス画像を取得することができます。また、高速テーブル送り(最速1.688)により、肺野300mmを7秒、下肢1000mmであれば24秒など、短時間撮影が可能です。最薄0.625mmコリメーションを使用すると、頭部や肺野のより微細な欠陥を描出することができます。MPRや3Dを作成することで、さらに診断価値の高い画像を得ることが可能です。
マルチスライス CTは、被ばく線量もさらに低減されています。

ページ上部へ