当院は、オリンパス社の最上位機種である次世代内視鏡システム「EVIS X1(イーヴィス エックスワン)」を導入しました。NBI(Narrow Band Imaging)、TXI(Texture and Color Enhancement Imaging)、RDI(Red Dichromatic Imaging)、EDOF(Extended Depth of Field)などの内視鏡診療に新時代を切り開く新たなテクノロジーが詰まった「EVIS X1」は、消化器疾患の早期発見・早期診断・低侵襲治療にブレイクスルーを起こし、次世代スタンダードになるものと注目されています。
最新超音波検査装置であるAplio a Verifiaはノイズを低減し、よりクリアな画質で病変を検出でき、発見されにくい膵臓がんや肝臓がん診断に貢献します。また低流速血流の観察に適したS M I で、病変を詳細に観察。肝臓の硬度測定に加えて、組織内の超音波周波数依存性減衰の程度を計測することができます。
被ばく低減に寄与する先進技術を搭載
高性能FPD(フラットパネルディテクタ)が、高画質と低被ばくの両立を実現しています。また画像処理技術PureBrainが高解像、高濃度分解能FPDの情報をフルに活します。画像の高輝度部と低輝度部の明るさを自動補正するデジタル補償フィルタ機能(DCF)。透視像にリアルタイムに画像処理し、見やすい透視像を提供する透視DCF。PureBrainは様々な検査で最も観察しやすい濃度の画像を提供します。
マルチスライス CT ECLOSの中でも最上位に位置する16スライスは、広い範囲を高精細に撮影するとともに、高い検査スループットを実現しました。1.25mmコリメーションで検出器全幅20mmを使えるので、広範囲撮影でも薄いスライス画像を取得することができます。また、高速テーブル送り(最速1.688)により、肺野300mmを7秒、下肢1000mmであれば24秒など、短時間撮影が可能です。最薄0.625mmコリメーションを使用すると、頭部や肺野のより微細な欠陥を描出することができます。MPRや3Dを作成することで、さらに診断価値の高い画像を得ることが可能です。
マルチスライス CTは近年増え続けている肺がんや膵臓がんの診断に貢献します。また被ばく線量もさらに低減されています。
勝田胃腸内科外科医院